れてしろぐ

誰かMacBookください

業界未経験です。研修ありませんでした。その3

そうこうしてるうちに入社してから数か月経った。

いろいろあったけど今は落ち着いてる。

入社してから今に至るまで振り返ってみると確かに技術不足を痛感しまくって情けないし人間関係も最悪なもんで悪い記憶ばかりだった

けれど得られるものも本当に多く。結構刺激的な毎日を送ることができたのも事実だ。

幸いインターネットに繋げられる環境だったので分からない単語をノートに書いておき、時間があるときにまとめて調べてノートに書き、毎日出勤時間に読み返したりすると結構定着した。

確かにいまだに怒られたりするが、「なんか言ってる」ぐらいの意識で聞いてる。舐めてると思われるかもしれないが、だいたい激怒してる人間は技術的に重要な話を振っているわけもなく、いちいち罵声の内容に耳を傾けても自分の気が滅入るだけだ。

でも、僕が出会ってないだけで、しっかり為になる怒り方をする人もいるかもしれないからメンタルを保つ方法の一つだと思って受け取ってほしい。

 

今は仕事でJavaを触っている傍らプライベートでwebサイトを作っている。javaほとんど関係ないけどエンジニアとして生きていくうえで自分のwebサイトは持っていて当たり前だろう。と思っている。

それに単にHTMLやCSSフレームワークといった言語に関連したの知識のほかwebの構造、ロジックも勉強できるので僕みたいな初学者には効率が良いと考えている。

webサイトのバージョン1(笑)は9月中に完成予定なのでみんな訪問してね

業界未経験です。研修ありませんでした。その2

2日目からはいきなり実装に入った。Javaの開発です。

 

いやいやいやいやJava知らんよ?

 

へえ~変数の初期値って決まってるんだ~のレベルだよ俺?そもそもアノテーションって何?lombok?maven?junit?何それおいしいの?

 

バリデーション実装してね~はい仕様書これ、じゃあないんだよ。そのバリデーションの実相とやらは仕様書を見たらわかるんだろうね。「わかってる人」は。私新人ですよ?プライベートで仕様書触ったことないしこんなに本格的なアーキテクチャを開発した経験もない人間なんですよ。

どう考えても修羅場。プロパーに再び聞いたら「さっき言ったでしょ」で一蹴される。そりゃそうだよな。さっき説明受けたもん俺。でもその上で分かんないんだよな。

間違いなくこの時が人生で一番焦った。しかし幸いにもインターネットが使えるので知らない用語の意味や考え方を調べまくったことでなんとか理解できた。

2日目はこうしてほぼググる事しかしてなかったので全然作業は捗らず、工数入力時にプロパーに疑われた。まじでごめんなさい

 

仕事が終わった後、自分と似たような雇用形態の会社について調べた。ここで初めてSESという言葉を知った。なるほど私は自社からしたら商品ってことですか。商品に対して優しくする義理もそりゃねえよなぁと勝手に納得しながら帰宅していったのだった。

 

3日目からもあらかじめ見積もられていた予定工数を大幅に遅れる形で作業完了。なんか色々言われてた記憶はあるけどよく覚えてない。でもそこで得た知識と反省点はしっかり覚えてる。

特に大事だったなと思う点を何点か挙げる

 

■プロジェクトの全体像をぼんやりでも良いから掴む。

これめっちゃ大事。開発においてプログラムの記法とかメソッドのロジックとかよりも大事。正直「なんの為に実装しているのかわからない」状態だった当時は目先のコードを追うのに必死で自分が何を実装しているのか全く分からなかった。結局それが仇となり出戻り作業が発生した。

 

■(慣れてきたら)予め仕様書に軽く目を通し、責任者に「今からこれとこれとこのファイルを対応しますね」と伝える。

責任者は大体うなずく。たとえ対応漏れのあるファイルがあっても「最初に確認しましたよね?」と言えちゃう(ゴミ)

 

■常々影響範囲について注意する

これは本当に大事。開発環境に呼び出し階層などを表示できる機能があれば逐一チェックするべきかと思う。DTOなどのデータ転送クラスでのフィールド削除は特に気を付けるべき。

 

他にも挙げたらきりがないのでこれぐらいにしておく。次の記事はまた元気な時に書く。

 

業界未経験です。研修ありませんでした。その1

この記事で何を伝えたいか

・マジで地獄だよ

 

僕は大学を中退した後、某IT企業に就職した。

我ながらこんな爆発寸前の地雷みたいな人材(笑)を雇ってくれる企業やべえなと思いつつ働き始めた。まじやばかった

 

時は弊社に初めて足を運んだ時から遡る。この日は面接を受けにきていた。

業界未経験だったので面接では研修制度についてはいろんな形で聞いたが何度もはぐらかされた。腑に落ちないながらもこの機を逃したら後がないと思いスキルシートとか書類とかをそろえて提出、そんなこんなで入社確定。

多少の疑問点があったがこの時点では自分が正社員という肩書を得られたことに感動していた。

ただどうやら自分が仕事する場所は本社とは違う所にあるらしい。そらそうだろうな、面接で本社に足を運んだけどカラオケボックス3つ分ぐらいの広さだったし。といった感じであまり違和感には気づかなかった。

 

数日後、クライアント(?)と打ち合わせがあるという事で再度会社とは違う場所で社員と落ち合い、クライアントと打ち合わせをした。この時までまだ自分が入った会社がSESとは知らなかったのだ。。。。。。

その日、クライアントと会う前に何点か改ざんされたスキルシートを渡され、この通りに説明してと言われたのだ。

僕は正社員という肩書を捨てたくなかった為に言われるままにクライアントとの打ち合わせで改ざんされたスキルシートの経歴を振舞った。

 

そんなこんなで出勤日も決まった。そして出勤初日の数日前

面接のときに聞きたかった質問を再度問いかけてみた。

僕「あの~研修ってあるんですか?」

社員「え?クライアントに聞いて」

なんとおどろき初日で現場入り、さあ大変です。

更に僕が今まで触れてきた言語とは全く違う言語。今まで触れてきた言語でも自信がなかったのに触ったことない言語となったのでなりふり構わず逃げ出したくなった。

そんなこんなで数日勉強してから初出勤。

簡単な僕の仕事の流れを聞いたら、

1,初日は環境構築

2,実装スターーーート

という流れ。いやあの。。。。

初日は何に使うのかよく分からないソフトを十数個入れながら明日が来るのを恐れてた。できれば一生環境構築だけしてこの現場を去りたかった。