れてしろぐ

誰かMacBookください

業界未経験です。研修ありませんでした。その2

2日目からはいきなり実装に入った。Javaの開発です。

 

いやいやいやいやJava知らんよ?

 

へえ~変数の初期値って決まってるんだ~のレベルだよ俺?そもそもアノテーションって何?lombok?maven?junit?何それおいしいの?

 

バリデーション実装してね~はい仕様書これ、じゃあないんだよ。そのバリデーションの実相とやらは仕様書を見たらわかるんだろうね。「わかってる人」は。私新人ですよ?プライベートで仕様書触ったことないしこんなに本格的なアーキテクチャを開発した経験もない人間なんですよ。

どう考えても修羅場。プロパーに再び聞いたら「さっき言ったでしょ」で一蹴される。そりゃそうだよな。さっき説明受けたもん俺。でもその上で分かんないんだよな。

間違いなくこの時が人生で一番焦った。しかし幸いにもインターネットが使えるので知らない用語の意味や考え方を調べまくったことでなんとか理解できた。

2日目はこうしてほぼググる事しかしてなかったので全然作業は捗らず、工数入力時にプロパーに疑われた。まじでごめんなさい

 

仕事が終わった後、自分と似たような雇用形態の会社について調べた。ここで初めてSESという言葉を知った。なるほど私は自社からしたら商品ってことですか。商品に対して優しくする義理もそりゃねえよなぁと勝手に納得しながら帰宅していったのだった。

 

3日目からもあらかじめ見積もられていた予定工数を大幅に遅れる形で作業完了。なんか色々言われてた記憶はあるけどよく覚えてない。でもそこで得た知識と反省点はしっかり覚えてる。

特に大事だったなと思う点を何点か挙げる

 

■プロジェクトの全体像をぼんやりでも良いから掴む。

これめっちゃ大事。開発においてプログラムの記法とかメソッドのロジックとかよりも大事。正直「なんの為に実装しているのかわからない」状態だった当時は目先のコードを追うのに必死で自分が何を実装しているのか全く分からなかった。結局それが仇となり出戻り作業が発生した。

 

■(慣れてきたら)予め仕様書に軽く目を通し、責任者に「今からこれとこれとこのファイルを対応しますね」と伝える。

責任者は大体うなずく。たとえ対応漏れのあるファイルがあっても「最初に確認しましたよね?」と言えちゃう(ゴミ)

 

■常々影響範囲について注意する

これは本当に大事。開発環境に呼び出し階層などを表示できる機能があれば逐一チェックするべきかと思う。DTOなどのデータ転送クラスでのフィールド削除は特に気を付けるべき。

 

他にも挙げたらきりがないのでこれぐらいにしておく。次の記事はまた元気な時に書く。